アルタのめもちょう

ポケモンダブルバトルの事とかポッ拳の事とか

【ポッ拳】カイリキーでのキャラ対策【シャンデラ編】

一度はポッ拳のキャラ対記事でも書こうと思ってたので今回はシャンデラ対策を書いてみました。

内容的に初心者にはちょっとしんどいかも…。
一応ある程度の知識がある人向け。

あと、妙に長いです。

最近はあまりやってないし、そもそもこのカードを詰め切れているのかも怪しいので参考程度に。

鵜呑みにすんなよ!自分で考えて勝ってこそのポッ拳だぞ!

 

 

 

 

応援とサポート

結論から言うと応援は特殊型、サポートはエモンガにするのが一番良いと思います。
応援に関する話はひとまず置いて、なぜエモンガが有効なのかを解説します。

 

サポートについて

カイリキーはシャンデラの弾や長リーチの技を咎める手段に乏しく、普通にやれば寄るのは困難。しかし、エモンガを使えば離れていようとも攻撃ができるのでリーチ差で苦しめられるカイリキーにとってはありがたいサポートです。

離れた所から攻撃したいだけなら他のサポートでもいいのですが、あえてエモンガにする理由はちゃんとあります。それは、当てた後の状況が非常に良いからなのです。
当てればダウンが取れ、さらには移動速度低下のデバフも付くというのがポイント。
シャンデラは固定砲台のようなキャラなので速度デバフは一見すると意味がないように見えますが、厄介な技であるオーバーヒートを弱体化させることができるため、ダウンを取った後の起き攻めでオバヒを警戒する必要がなくなります。

エモンガを当ててオバヒを封じながらダウンさせて起き攻めを通し、そこから展開を取って勝ちに繋ぐ。これがシャンデラ戦においての重要なポイントだと思います。
ただし、エモンガの攻撃はスモッグの弾消しで消されてしまうのでそこだけは注意したいところ。

ちなみに使うタイミングに関してはぶっちゃけ直感で使っちゃっても良いと思います。
ガードされても長い有利フレームが得られるので前ステで距離を詰めたり、距離が近ければちょっと前に歩いてじゃんけんしたりできるのでガードされても損するとは限りません。
出し渋って使わずじまいになるくらいならどんどん使っちゃうというのも個人的には悪くはないと思います。

一応、弾撃ちやバクステなどに合わせて撃つという使い方もありますが、上手いプレイヤーはそんなの分かってるのでスモッグを置いたりして対策してくる可能性が高いです。確定を取らせるような隙を晒してくれるのは稀でしょう。

 

応援について

1回でも多くエモンガを使いたいので共鳴特化は微妙だし、かと言ってサポート特化では共鳴が溜まらない、安定、追い込み、気まぐれもカイリキーにとってはいまいち。となると応援は特殊型一択となります。

運用の仕方ですが、1ラウンド目を取るのは半分諦め、2ラウンド目は共鳴を使い、最終ラウンドは共鳴をなんとかして溜めて勝つのが基本的なプラン。

1ラウンド目を取った場合、2ラウンド目は基本的に共鳴を使いません。
状況にもよりますが、抱え落ちして共鳴もサポも満タンの状態で最終ラウンドを迎えた方が多分良いと思います。

立ち回り

次は試合中の立ち回りについてですが、両フェイズ共にやれることは少ないです。
とはいえ、完全に詰んでるわけではないので一応各フェイズでのあれこれを色々と書いていきます。

 

FP

DP以上にやることがないため、エモンガなしではほとんど手が出せません。
普通に寄ろうとしてもシュートに阻まれてしまうし、JXでシュートを避けながら触りに行こうにも見てからスモッグにキャンセルされて確定を取られたり、置きのバックシュートや溜めサイドに引っかかったりで碌なことにならないです。
JYぶっぱなんてのはもってのほかで、相手は見てから横移動してフロントを当てるのが余裕なのでこれも刺さりません。
なのでやれることは確定を取られるのを覚悟でJXをぶっぱなすか、バックシュート一点読みでフロントを噛み合わせるくらい。

もし、運良く密着まで持って行けた場合は空手を振っていきましょう。
シャンデラはホミ格の発生が遅いので近距離では比較的発生の速いシュートに頼ることになるキャラなのですが、そのシュートを潰しながら攻撃できるので空手が刺さるというわけです。

どうしてもFPを取れそうにないならあえてガードを割ってもらうというのも一つの手だと思います。ガークラを恐れて焦って動いた結果、溜めサイドや溜めフロントを食らって痛い目を見るよりかはガークラされた方がダメージを受けない分、多少マシです。もちろん共鳴は削られてしまうので状況にもよりますが…。

ここまで色々と書きましたが、要はFPでカイリキーがやれることを簡単に書くと

・当たることを祈ってエモンガを使う
・なにかしら食らうのを覚悟でJX、フロントなどをぶっぱ
・大人しくガークラされるのを待つ

この3つくらいしかないと思います。
それ以外にやれそうなことと言ったらバックシュートやこわいかおとかが当たるかもってくらいですが、もちろん噛み合うことはそうそうないので運が良ければ通るという程度。

FPは本当に辛いのであえてフェイズを変えさせてでもDPへと移行させるのもなしではないと思ってます。


DP

FPと比べればマシなものの、やはり不利。
6YYを当ててそこからの択を通す、ダウンを取って起き攻めを通す、この2点がカイリキーのやるべきことであるというのはシャンデラ相手でも変わりません。

見てから対空や着地狩りをされる可能性が高いものの、飛び込みなどを通して6Yが届く距離まで詰め寄るなり、一点読みを通すなり、エモンガでダウンさせて壁際でハメるなりでなんとしてでも展開を取りたいところ。


・技対策など

その気になれば全ての技について書けますが、全部書くのは流石に厳しいので特に注意が必要な主要技についてのみ解説します。

先に言っておきますが、2Yなどの一部の技は対策らしい対策はありません。
ローリスクでこれらの技を咎める手段があったらガン不利と言われることはないので当然といえば当然ですが…。
とはいえ、回答が全くないわけではないので申し訳程度の対策も一応書いておきます。

・おにび

とりあえず連打されるだけでもそこそこ辛い技。
溜めおにびも置かれるとやることがほぼなくなるので厄介。
ジャンプで避けようにも半分溜めてから撃ってタイミングをずらされたり、着地に2Yやたたりめを合わされたりで下手に飛ぶのは少し危険。わずかなノックバックと削りはあるものの、時にはガードで凌ぐのも大事だと思います。

一応着地前にめざビンを出すことで着地狩りはされにくくなりますが、それでも狩ってくる可能性はあるので完全な着地狩り対策とはならないことに注意。

ヘビボンが届く距離であればこれでおにびを避けながら攻撃できるので噛み合わせるのも悪くないですが、相手がなにもしてないと見てからスモッグやオバヒで確定を取られる可能性があるのでほどほどに。


・オーバーヒート

強力なアーマー技。ダウンさせてもこの技が存在するせいで起き攻めするのはなかなか勇気が要ります。

前述しましたが、エモンガを当てればデバフによって弱体化するので安全になります。

リバサオーバーヒート対策についてですが、バクステで避けるのが安定です。
バクステ読みリバサ6Xとかされたら知らない。
うまく避けることができた場合は中央であれば2XX、壁際なら6Xで壁に貼り付けてお仕置きしましょう。

なお、ジャンプで避けようとするのはあまりおすすめしません。もし相手が何もせずにガードしていた場合、ジャンプを見てから8Yで狩られる可能性があります。慌ててJXを出しても8Yの持続でブロックを潰されかねないので注意。

ちなみにカイリキー側+8F(2Yヒット後やシャンデラの2Xガード後など)の状況なら2Yをオバヒで受けられても見てからガードどころかジャンプも間に合うのでJXで確定が取れます。
甘えたオバヒを分からせてやりましょう。

 

・5Y

リーチが長く、上段技なので上に対してもそこそこ強め。
下手に飛び込んでこれに当たるというのはありがちな話。
とは言っても8Yほど上への攻撃範囲や持続に優れているわけではないので飛び込みを狩られずに済むこともたまにあったり。

発生の遅さもあって全体硬直はやや長めなので硬直にヘビボンが噛み合うこともあります。

上段技なので2Xや前転の上段無敵で避けたりもできなくはないですが、一点読みになるし、そもそも1F目から無敵が付くわけではないので読みは合っていても当たってしまう可能性もあります。リスキーな行動なので積極的に狙うのは微妙かもしれませんが、なんでも良いから通さないと苦しい相手なのでたまにならこういう行動もありと言えばありかもしれませんね。
自分は試したことないのでなんとも言えませんが…。

ちなみに2X初段止めはガードされると-16Fなのでフレーム上はシャンデラの2X(15F)で確定を取られますが、先端ならガードされても距離が離れている分、突進が届くまでに時間が掛かるのでギリギリガードが間に合います。


・2Y

リーチが長い下段技で、先端部分はガードするとノックバックするのでかなり厄介。
相手はローリスクで振れる技なのでこれを咎めるのは困難です。
せいぜいジャンプで避けて距離を詰めるか、これまたヘビボンを運良く硬直に刺さることを祈ってぶっぱなすくらい。

下段なので一応伏せで受けて2XXで確定を取ったりすることもできなくはないですが、一点読みになるので5Yなどを振られる可能性を考えるとリスキーだし、2Xすら届かない距離では何も確定しません。
たまにやるならありかもという程度。

 

・溜め5X

上への判定が強く、当てた際のリターンも大きい。おまけにブロ貫付き。
飛び込んだ時にこれが置かれていると大変なことになります。

中距離なら溜めたのを見てからヘビボンを出すことで対策できるので5Yや2Yほど脅威ではありません。
ちなみにブロ貫はシャンデラの腕(?)の振り下ろし部分にしか付いておらず、地面から出る炎は普通にブロックできます。

・JY

警戒しなければならない技というほどではないですが、ガード後にジャンプすればやきつくすを避けながらJYで確定を取れるのは覚えておきましょう。
もちろん上手い人はやきつくすまで入れ込むことはほとんどないのであまり役に立つ知識ではないですが…。


・DPでの起き攻めについて

5XXか投げの2択なのは変わりません。リバサバクステに対しても5XXであれば初段こそ当たらないものの、2段目が硬直に刺さるのでバクステ読みで別の技を振る必要もないです。

壁際で起き攻めする際は5XXが当たってもインファで締めるのではなく、空投げ締めにしたり、投げも通常投げではなく、地獄や空投げにしてダブルアップを重視した方が良いと思います。運ゲーにはなってしまうものの、ガン不利なカードなのでそうも言っていられません。

だからといって何も考えずにダブルアップすれば良いというわけではなく、ダメージを取ることを優先した方が良い場合もあると思うのでそのあたりは状況と相談。

ちなみにシャンデラには5XX2Y空投げの壁コンが入らないので注意。
2Yを挟まずに5XX空投げにすれば大丈夫です。

最後に

まだまだ書けることはありますが、細かい対策だったり、状況毎の択について書いたりしていくとキリがなくなるのでこの辺にしときます。

長くなりましたが、とりあえずこの組み合わせはエモンガでダウンさせ、壁際で起き攻めを通し続けてハメる。これが理想的な勝ち方だというのさえ覚えていれば大丈夫です。

カイリキーシャンデラの組み合わせはこのゲームでもトップクラスの相性の悪さで、対策が甘ければ為す術もなく負けてしまいます。
しかし、対策をしっかり詰めていれば中級者相手なら勝てなくはないし、上級者相手でも勝ち越すことはできなくともギリギリ試合にはなると思います。
2先の試合くらいだったら勝てる可能性はあると思うのでガン不利でも諦めずに対策を詰めてみるのも悪くはないでしょう。

まあでも結局はカイリキーでシャンデラの相手をすること自体が無謀なので可能なら他のキャラを被せるのが一番良いんだけどね。

ここまで読んでくださってありがとうございました!
気が向いたら他のキャラの対策記事も書くかも?