アルタのめもちょう

ポケモンダブルバトルの事とかポッ拳の事とか

【PJCS2023予選第1回 最終30位】ゴリ押し鈍感寿司

 

SVになってからは構築記事を書いてなかったのですが、今回はPJCS予選を抜けたということで記念に書きました。正直今の環境には合ってない欠陥構築なので少なくともこのままの形で使い続けるつもりは一切ないという事で公開。

 

戦績

Day1:○○○○
Day2:やってない
Day3:○○○○○○○○○○
○○○○××○○○×
×○○○○○×××○
○○××○○○○○×
×○○○○

計45戦 34-11

 

見事に連勝と連敗しかしてませんね…。
ちなみにラスト1戦は潜らなくても繰り上げ込みでボーダーに乗っていたので潜り損だったらしいです。(2年ぶり2回目)

構築経緯

技外して負けるの嫌だから命中安定技で固めたい→ついでに最大45戦もしてたら疲れてくるので全体技ぶっぱとかで楽に勝てる構築使いたい→それって寿司で良いじゃん→じゃあ仲間大会で適当に組んで使用感良かった寿司をまた引っ張り出して、見た目ほぼそのままで配分とか改良して使うか~→完成!

突貫で作った構築なので経緯も何もあったもんじゃないです。
というわけで以下個別解説。

個別解説

ヘイラッシャ

テラスタイプ:ほのお
性格:いじっぱり
特性:どんかん
持ち物:いのちのたま
実数値:226(4)-167(252)-136(4)-×-109(188)-63(60)
技構成:ウェーブタックル/じしん/テラバースト/いわなだれ
調整先:S…シャリタツと合体後、最速バンギラス+2

基本的には初手でシャリタツと合体させ、地震で削って後続のウインディやパオジアンの先制技で縛れるようにしたり、後続の苦手なポケモンをウェーブタックルで無理やり突破するという動きをします。

持ち物は削り性能と突破力の向上のために命の珠を持たせました。
ちょい耐久に振ったハバタクカミくらいならダブルダメージ地震でも余裕で倒せるようになったり、テツノツツミを岩雪崩で倒せるのが強力です。
反面、ウェーブタックルの自傷も相まって場持ちは最悪ですが、下からウェーブタックルを撃って反動+珠ダメで自主退場することでシャリタツが着地狩りされてしまうのを防ぐ事ができるのでデメリットになるとは限りません。

テラスタイプは炎を選択。火傷しなくなるだけではなく、テラバーストでモロバレルを縛れるようになったり、ハバタクカミのムーンフォース+イーユイの草テラバーストを半減で受けられるようになったりと様々なメリットがあります。

特性は鈍感を選択しました。威嚇対策となるほか、炎テラスと合わせてウインディを腐らせることが可能なのが魅力。
天然と違い、味方のウインディが入れた威嚇によるAダウンを無視してしまわないのもポイントです。鈍感だったせいで負けたという試合はなかった(はず)ので鈍感にしたのは正解でした。

配分はカミイーユイにゴリ押しされるのが嫌だったので素早さはバンギラス抜き程度に止め、AD振りにしました。

シャリタツ

テラスタイプ:はがね
性格:おくびょう
特性:しれいとう
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:143-×-81(4)-172(252)-115-147(252)
技構成:りゅうせいぐん/だくりゅう/こごえるかぜ/りゅうのはどう

ヘイラッシャの強化パーツもとい親分。
スカーフ以外の持ち物を使って活躍する未来が見えないし、ヘイラッシャで削った後のスイープ役をシャリタツにもやってもらいたいので一般的なスカーフ型にしています。

最後の技は詰めの場面で技を外したら悲惨なので無難に龍の波動を選択。撃つ機会もそれなりにありました。

テラスタイプは一応Sブーストのハバタクカミやテツノツツミを意識して本番直前に鋼にしましたが、一度もテラスを切らなかったので正直なんでも良いです。


ウインディ

テラスタイプ:ノーマル
性格:いじっぱり
特性:いかく
持ち物:ぼうじんゴーグル
実数値:187(172)-165(156)-101(4)-×-101(4)-137(172)
技構成:フレアドライブ/しんそく/おにび/まもる
調整先:A…11n
S…凍える風が入った最速135族抜き

神速による終盤のスイープが強いのと単純にウインディ自体が強いからという理由で適当に採用。

持ち物は寿司を見て出されやすいモロバレルを意識して防塵ゴーグルを持たせました。
汎用性が低いのでオボンにするべきか最後まで悩みましたが、本番では活きる場面が割とあったので間違いではなかったと思います。

テラスタイプは終盤にパオジアンと並べて神速撃つのが強そうという理由でノーマルにしましたが、本番では一度もテラスを切らなかったので正直なんでも良かったかもしれません。

配分も素早さ以外は適当ですが、火力も耐久もこれでちょうど良かったので困ることはありませんでした。


パオジアン

テラスタイプ:ゴースト
性格:ようき
特性:わざわいのつるぎ
持ち物:きあいのタスキ
実数値:155-172(252)-101(4)-×-85-205(252)
技構成:アイススピナー/ふいうち/せいなるつるぎ/くろいきり

基本後発で出し、ウインディなどと共に終盤での詰め役を担います。
ヘイラッシャが鈍感でミラーに絶対勝てないので寿司対策はこのポケモンに任せています。
型はテンプレ通りなので特に語る事はないです。

サーフゴー

テラスタイプ:はがね
性格:おくびょう
特性:おうごんのからだ
持ち物:こだわりメガネ
実数値:183(164)-×-116(4)-172(148)-112(4)-140(188)
技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/10まんボルト/トリック
調整先:HB…陽気パオジアンの不意打ちを最高乱数切り耐え
HD…臆病ハバタクカミのシャドーボール耐え
S…準速イダイナキバ抜き

ヘイラッシャが倒れた後にシャリタツと並べて凍える風+ゴールドラッシュで一掃したり、高耐久ポケモンに眼鏡を押し付けて腐らせるのがお仕事。
バンギルガンやパオカイリューに強めなのも評価しています。

テラスタイプは火力が上がる鋼を選択。というか鋼テラスしないと思ったより火力が出ません。

配分は現環境でサーフゴーミラーが起きることはあまりないので最速にはせず、できるだけ火力を上げる事を意識しました。パオジアンの不意打ちを確定耐えにしていないのもそのためです。


チオンジェン

テラスタイプ:みず
性格:ひかえめ
特性:わざわいのおふだ
持ち物:とつげきチョッキ
実数値:191(244)-×-121(4)-161(252)-156(4)-91(4)
技構成:ギガドレイン/あくのはどう/テラバースト/カタストロフィ

構築の最後に入ってきたポケモン。寿司を出しにくいキバアローやイルカマン、寿司ミラーで強いポケモンとして採用。
選出した時は基本的にこのポケモンにテラスを切り、草技が撃てる高耐久水ポケモンのような感覚で運用します。

元々この枠はテツノツツミだったのですが、ドロポン撃ちたくなさすぎるのと、スカーフキバアローに勝てないのでテラスタルの力でチオンジェンを水ポケモン扱いして解決する事にしました。

持ち物はツツミイーユイなどに強くしたかったのと、単純に特性と合わせて物理と特殊どちらも受けやすくなるのでとつげきチョッキを選択。

技構成は一致技2つに加えて炎タイプへの奇襲としてテラバースト、ディンルーなどの堅いポケモンへの削りとしてカタストロフィで完結。悪の波動はあまり使わなかったので花粉団子とかでも良かったかもしれません。

この枠がチオンジェンである必要性は正直ないと思いますが、代わりとなるポケモンも思いつかなかったし、初見殺しで拾った試合も結構あるので結果的にはこれでも良かったのかなという気はします。

選出

基本選出

先発:ヘイラッシャ+ウインディ
後発:シャリタツ+パオジアンorサーフゴー

最大パワー選出。初手から合体寿司で荒らしてヘイラッシャが倒れたらシャリタツ+後発のポケモンで締めます。
流石に上位帯だと通りにくくなるので一旦サーフラッシャで投げ、初手合体がダメそうだったらラッシャ引きウイン出しして中盤以降に合体みたいな動きもたまにやってました。

基本選出2

先発:ウインディ+サーフゴーorチオンジェン
後発:ヘイラッシャ+シャリタツ

こっちは逆に先発で削って寿司で締めるパターン。

対バンギルガンもこの選出で、ウインディルガルガン方向に神速を撃ちながらサーフゴーを鋼テラスさせてゴールドラッシュを撃ちます。初手バンギルガンじゃなかったら知りません。

対キバアローはチオンジェンを出してウインディを守らせながらチオンジェンは水テラバやギガドレをキバに撃って倒す(ギガドレだと乱数になりますが)というプランを考えていましたが、キバアローとはあまり当たらなかったので本当にこれで良いのかは知りません。

寿司を出せない場合

先発:ウインディ+チオンジェン
後発:サーフゴー+パオジアン

上記は一例なので実際は違う出し方になる事も多いです。
こうなった場合の動きは決まってないのでチオンジェンの初見殺しでごまかしつつ、アドリブで対応していきます。

最後に

正直この構築はそんなに強くないと思っていて、予選を抜けられるとしたら全く別の構築を使ってるメインロムの方で抜けるだろうと思っていました。しかし、蓋を開けてみればメインロムは2日目の時点で20-10という絶望的な戦績になり、この構築を使ったサブロムは後半崖っぷちで戦い続ける羽目にはなったものの、予選抜けを果たせました。なんで勝てたのか自分でもよくわかりませんが、勝ちは勝ちなのでとりあえず最速抜けができて一安心しました。

水テラスしたディンルーが重い、毒寿司に寿司なし選出されるときつい、寿司を出せない時の選出が弱い、イルカマン増えすぎてだるい、なんならパオジアンの黒い霧の所持率も上がってきた…といったように辛い相手が多く、様々な欠陥を抱えていたので本戦では納得のいく構築を仕上げて挑みたいところ。

最後まで読んで下さってありがとうございました!