アルタのめもちょう

ポケモンダブルバトルの事とかポッ拳の事とか

【ポケモンUSUM】アンリミテッドトライアル使用構築【最高/最終1713】

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どうも、アルタです。
今回はPGLの公式インターネット大会、アンリミテッドトライアルに参加した時に使った構築の記事を書いてみました。

 

結果は28勝11敗でレートは1713と、思ったより良い結果を出せました。

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構築経緯

まずは禁伝枠の2体を何にするかという所からスタート。
1体目はうまくサポートしてジオコンを積めば勝ちという分かりやすくて強い勝ち筋が作れるゼルネアスを選択。
ゼルネアスの相方といえば真っ先に思いつくのはグラードンなのでグラゼルネを使うことも考えましたが

グラードンミラーが不毛
・グラゼルネと相性の良いメガガルーラメガボーマンダファイアロードーブルの弱体化
・有名な並びであるため、メタられやすい

…といった理由からこの組み合わせは使う気になれず、そこで相方として選んだのがレックウザです。
地面技無効で炎技も半減で受けられることから、グラードンに対して強く出られるポケモンなのでゼルネアスと組ませるのは悪くなく、VGC2016でもそこそこ使われていた組み合わせです。

というわけで今回はゼルネレックを使うことに決定。そこから鋼に強いガオガエン、霊獣ランドロスを入れ、ゼルネ対策にモロバレル、オーガレックに強そうなカプ・コケコを入れて完成。

ここからは使用したポケモンを個別に紹介していきます。

 

ゼルネアスf:id:Alta10888:20180925225230p:plain
性格:ひかえめ
実数値:233-x-129-169-131-123
努力値:252-x-108-20-100-28
特性:フェアリーオーラ
持ち物:パワフルハーブ
技構成:ムーンフォース/マジカルシャイン/ジオコントロール/まもる
HB…255ゲンシグラードンだんがいのつるぎ(ダブルダメージ)をほぼ2耐え
HD…C2段階上昇ゼルネアスのムーンフォースを最高乱数切り耐え

禁伝枠その1。
努力値をできるだけ耐久に割いた耐久ゼルネアス。
ここまで堅いとジオコンも積みやすく、半端な毒、鋼技や集中攻撃では落ちないので積んだあともそれらを恐れずに強気に攻めていけるのがとても強かったです。


レックウザf:id:Alta10888:20180925225247p:plain
性格:ようき
実数値:181-202-110-x-110-161
メガシンガ後:181-232-120-x-120-183
努力値:4-252-0-x-0-252
特性:エアロック→デルタストリーム
持ち物:きあいのタスキ
技構成:ガリョウテンセイ/しんそく/つるぎのまい/まもる

禁伝枠その2。
メガ枠と禁伝枠を同時に食っている分、大事に扱う必要があります。
なので持ち物はまもるが使えて1度は行動できるタスキを持たせました。
技は画竜、神速、まもるまでは確定。最後の枠はゼルネレック構築なのでたきのぼりやオーバーヒートの採用も考えましたが、ピンポイントなので汎用性のある剣舞を採用。
1度積めば飛行技が等倍の相手は大体縛れるので制圧力は高く、ゼルネを立てるのが難しい試合ではレックウザ剣舞画竜を通すプランに切り替えることもありました。


ガオガエンf:id:Alta10888:20180716181109p:plain
性格:いじっぱり
実数値:201-183-111-x-111-81
努力値:244-252-4-x-4-4
特性:いかく
持ち物:だっしゅつボタン
技構成:フレアドライブ/はたきおとす/ほえる/ねこだまし

PGLの使用率ランキングでは禁伝を抑えてナンバー1になった最強一般枠。

鋼に強く、威嚇も猫もあるのでゼルネレックとの相性も抜群です。
この構築に欲しい要素を全て持っているので使わない理由が見当たりませんでした。
持ち物は以前からちょっと試してみたかった脱出ボタンを持たせてみましたが、ランドと合わせて威嚇を何度も入れたり、有利対面を作りやすくなったりする反面、受け出しして猫を撃ちたいのに勝手に帰ってしまうというデメリットもあるので有効活用するのは難しかったです。
配分は考える時間がなかったので適当にHAぶっぱ。
技はほえるを採用してみたものの、使う機会はほぼなかったのでとんぼがえりなどの方が良かったかも。


ランドロスf:id:Alta10888:20180925225329p:plain
性格:ようき
実数値:165-197-110-x-100-157
努力値:4-252-0-x-0-252
特性:いかく
持ち物:ジメンZ
技構成:じしん/いわなだれ/とんぼがえり/まもる

ガエンだけでは鋼の処理に不安が残るのと、単純に威嚇持ちを2枚入れるのが強いと思って採用。
ジメンZでゲンシグラードンを縛れるのが偉い。ドータクンもBIG-Bのような構築の場合は特性が耐熱であることも多いのでこれで落としてトリルの阻止も狙えます。浮遊だったら泣きます。

 

モロバレルf:id:Alta10888:20180925225401p:plain
性格:ずぶとい
実数値:219-x-134-105-103-35(S個体値0)
努力値:236-x-252-0-20-0
特性:さいせいりょく
持ち物:レッドカード
技構成:くさむすび/クリアスモッグ/キノコのほうし/いかりのこな
H…3n

ゼルネアスを見る枠。
レッドカードが活きたことは1度もなく、発動させたくない場面で発動すると事故りかねないので半減実とかにするべきだったと後悔。
最遅じゃないのでトリル下でドータクンに抜かれるし、配分も適当なので反省点しかありませんね…。
選出機会も少なかったので、そもそもこの枠は別のポケモンにした方が良かったかもしれません。

 
カプ・コケコf:id:Alta10888:20180925225423p:plain
性格:おくびょう
実数値:159-x-106-131-106-191
努力値:108-x-4-124-84-188
特性:エレキメイカ
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:10まんボルト/マジカルシャイン/エレキネット/しぜんのいかり
HB…233メガレックウザしんそくを2耐え
HD…202ゲンシグラードンのだいちのちからを確定耐え
S…最速メガボーマンダ+2

オーガレック構築やメガボーマンダに強めなポケモンを入れたかったので採用。
本当はタスキを持たせたかったのですが、レックウザに取られているので耐久調整をしてチョッキにしました。
技は定番の10万とマジシャに加えて、この構築の唯一のS操作技としてエレキネットを入れ、最後はナットレイなどといった一致技を両方半減するポケモンにも削りを入れられる自然の怒りで完結。
仮想敵だったオーガレックにはなかなかの活躍を見せてくれたので弱くはありませんでしたが、他にもっと良いポケモンがいそうな気もするので、この枠も改善の余地があるかもしれません。

 

選出

先発 ガオガエン+ゼルネアス
後発 ランドロス+レックウザ

ランドを初手に出す場合もありますが、大体はこの選出でした。

対オーガレック

先発 カプ・コケコ+レックウザ
後発 ガオガエン+ゼルネアス

オーガレックへの選出パターンは完全に決めていたわけではないのでこの選出をするとは限りません。
とりあえずコケコを出すことは確定で、先発に出すことが多かったです。

 

雑感

ガエンとランドで物理アタッカーや鋼に睨みを利かせ、ゼルネのジオコンやレックウザ剣舞を通して制圧するというコンセプト自体は悪くなかったです。
しかし、ゼルネレックなので対策しててもやはり鋼は重く、カイオーガと同居してるドータクンなどは特に辛いです。
バレルがあまり活躍できなかったり、S操作がコケコのネットだけなので追い風などへの切り返しが厳しいのも反省点でした。

 

最後に

ゼルネレックを使うということは早めに決めていましたが、取り巻きのポケモンは1日で考えたもので、もちろん試運転もしていない突貫で作った構築だったので自信はあまりなく、1600後半まで行けたら良い方だと思ってました。
ですが、思ったよりも勝ててレートも1700に到達させることができたので結果的には満足してます。
WCSレートやインターネット大会で結果を出せるよう今後も努力していきたいですね。

ここまで読んでくださってありがとうございました!