アルタのめもちょう

ポケモンダブルバトルの事とかポッ拳の事とか

自分のVGC2021を振り返る

今年もVGC2021(シリーズ7~9)で使った構築をまとめました。
全国大会終わった後に上げるつもりが下書きだけ書いて放置したままで、気が付いたら年末になってしまった…。

・シーズン12

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最終日勝てなくてどうしようってなっていた時にダメ元で当時大流行していたバナコーポリ2をぶっつけで使ってみたら9連勝してレート2015、最終21位を達成。

見た目はテンプレだけども中身は悪ウーラオスが鉢巻だったり、ポリゴン2が自己再生を切ったHCアタッカー型だったりと色々改悪してるけども初見殺しとして機能してくれる時もあったので結果的には良かったのかも。
ランクマで当たった人からパクった壁エレキ+弱保バナの並びもなかなか強かったです。

・シーズン13

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BIDCさんが使ってた構築をほぼ丸パクリして使ってる時、チョッキボルト+弱保ガエン+眼鏡レヒレの並びがバナコーに強いからバナコーが苦手なレイスキッスと組ませても良いかもなーみたいなノリで最終日直前に組んだやつ。

レートは最高で1986まで上げられたけど、あと1、2勝で2000行けるじゃんと思って欲張って潜ったらそこから溶かしまくって終了。

プレイングがガバっていたのもありますが、電気の一貫があまりにもきついせいでレジエレキにボコボコにされてしまったというのが溶かしてしまった理由です。
これ以降は電気の一貫を切る事をちゃんと意識するようになりました。

・グローバルチャレンジ

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シーズン13での反省を活かし、今度はしっかりとランドロスを入れてレジエレキにボコられないようにした改良版。
相手に合わせてボルトランドとレイスキッスを使い分けられるのが強そうだなーとか思ってました。

実際は負けん気ボルトが増えたことでミラーが多発するようになったのがかなり辛かったし、さらには対策を切っていたガチトリルに何度か当たったり、あまり見ない並び相手に苦戦したりで思ったより勝てず、2日目の時点で撃沈。
初手がほぼレイスキッスorボルトランドという出し方しかできないので選出の幅が狭かったのも反省点。

3日目の勝率は良かったのでなんとか1750には乗せて最終33位でフィニッシュ。


・シーズン14後半

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グロチャレ後も懲りずにレイスキッスを使い続けていたけども終盤からは全く勝てなくなってスランプ状態に。
もうレイスキッスで勝つのは無理だと思ったのでボルトランドを軸として、ブリザポスに対して強いポリ2グロスを補完として入れた構築に変えたものの、これも微妙でやっぱり勝てずに終了。

一応最終2桁(80位くらい)は達成。正直満足できる順位じゃなかったし、消化不良のまま終わってしまったのが悔しかったです。


・シーズン15

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ここからはシリーズ9のルール。

禁止伝説枠を1体しか採用できないので構築相性ゲーになりやすく、短期間で環境がコロコロ変わるというのもあって終盤まで全く勝てませんでした。

そんな環境の中でも絶対的な信頼を置ける伝説枠は誰なのかと考えたところ、メタられやすいという点を差し引いてもやはりザシアンがこのルール最強で一番信頼できるという結論に至って作ったのがこの構築です。

ザシアン入りのセキタンザンが強そうだけど当時一定数いたトルネオーガがきついなーと思っていた時にトルネオーガはスカーフ波乗りドラパ+弱保大爆発セキタンザンで一掃できる!(オーガが潮吹き押さずにダイマしてきたら知らない。スカーフも知らない。)なんて電波を受信し、最終日1週間前くらいに組んでみたら思ったより強かったのでそのまま使い続け、なんとか最終24位を達成。

セキタンザンでランドロスを誘ってボルトロスの負けん気を発動させるのも強そうとか思っていたのですが、現実はエレキランドにエレキネット珠ダイロックを撃たれて出落ちさせられました…。

セキタンザンの扱いに慣れてないので大体の試合はボルトザシアン水ウーラバレルという選出をしていましたが、この選出の対応範囲が広いおかげで意外となんとかなりました。
ただ、選出の幅が狭いし、勝てない相手も多い欠陥構築だったので次はセキタンザン抜きのザシアン構築を使おうと思ってました。


・シーズン16

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前期で使った構築からボルトザシアン+襷アタッカーの並びが強いという学びを得たので、ずっとこの並びを考察していました。

襷枠はトルネオーガに強いレジエレキにするのも強そうだと思ったのでとりあえずボルトザシアンエレキ@3の並びで回してみることに。

他にも色々な構築を試していましたが、シーズン終盤になっても来月の予選で使う構築が決まらず、本番までに新しい構築を仕上げるのは無理だと判断したのでこの並びを使い続ける事にしました。残り3枠はヒートロトムランドロスまでは決まり、最後の枠は適当にモロバレルを採用。

しかし、モロバレルが思ったより強くなく、このシーズンに入ってからはボルトザシアンがメタられやすくなったのもあって最終日は全く勝てなかったし、予選が迫っているのもあって頭を抱えていました。

・PJCS予選

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構築記事を書いていたので詳しくはこちらで。

alta10888.hatenablog.com

見た目は前期で使ってたのとほぼ同じですが、練習でテンプレ晴れザシアンをちょっと回していた時にオーロンゲの強さに気付けたのがかなり大きく、ボルトランドの型の見直しがうまくいったのもあって何とか予選抜けを果たしました。
ギリギリボーダーに到達していたのに無駄に潜ってしまい、ダイサンダー急所でザシアンを飛ばせなければ負けという盤面になってしまった時に急所を引いてくれたレジエレキにも感謝。


・シーズン17後半

予選疲れたし、このルールは嫌いじゃないけど好きにもなれなかったから別にやらなくてもいいやということでお休み。本戦のルールがシリーズ9(実質7)だという告知があったので仲間大会で練習とかしてました。


・PJCS本戦

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ここからはまた全国ダブル。

剣盾の全国ダブルはトップメタと呼べるような構築が存在しないと思っていたので、環境読みが難しいし、全国大会ともなれば変わった構築を使う人も多そうだから下手にメタを意識するよりかは対応範囲の広さを重視した構築を持っていきたいという考えで組んだ構築です。

選出や動きを読まれにくくするというのもかなり意識しました。
例としてこの指トリルなどは見せ合いの時点で選出も動きもバレバレだし、追い風構築も初手はエルフーン+ウーラオスorダイマアタッカーという出し方をするのが読まれやすいです。
少なくとも全国大会ではこういった単純な動きを通させてくれる人はほぼいないと思うので、対応範囲を広げるためにもできるだけ選出パターンを増やして色んな動き方ができるようにするというのが大事だと考えました。

なのでエレキウーラやポリ2グロスのように先発と後発どちらに置いても強い並びを入れたし、なんなら初手はエレキランドやランドファイヤー、エレキファイヤーといった出し方もできるので、ここまでやれば大丈夫だろうと思い、本戦に持ち込む事に決めました。

ただ、見た目はよくある並びに近いのでメタられそうではあるし、選出パターンが多い分、どういう出し方が正解なのかを毎試合考えるのが大変だし、全国大会でスタンを使ってプレイング勝負なんかして勝てるのかという懸念こそありましたが、当日はかなり調子が良かったおかげで本戦も抜けることができました。
トップ20に残れるとは全く思っていなかったので、6位抜けという結果はめちゃくちゃ嬉しかったです。

・シーズン18後半

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全国本戦で使った構築は一応ポリ2グロスのつもりで組みましたが、中速以上のポケモンが多いせいでトリルが張りにくいという欠陥があったのでグロスが出しにくく、ガラルファイヤーの方が活躍してくれる事の方が多かったので、ここからはファイヤーを軸にしていくことにしました。
色々試して最終日はこの形で使って最終9位。ランクマで最終1桁を取ったのは初めてだったので嬉しかったです。

・シーズン19

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このあたりから環境が少し変わって前期ほど勝てなくなり、かなり迷走していました。
特にエルフリザマンムーが増えたのが辛く、エレキランドでリザードンに対抗しようにもマンムーがそれを許してくれないのがきついです。

そんなわけで最終日3日くらい前にガエンポリ2バンバドロの並びがエルフリザ系統に強そうだなーと思ったので組んでみたのですが、これが思ったより強かったので最終日でも使い続けました。
最終順位は11位で2期連続1桁は達成ならず。

バンバドロ自体はまあまあ強かったのですが、威嚇が効かないだけでランドロスに有効打があるわけじゃないし、ガオガエンに対しても上から捨て台詞を撃たれるのが厳しかったのでライブ大会での使用は断念。

・PJCSライブ大会~シーズン20終盤

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構築に関してはこの記事で触れているので詳しくはここ。

alta10888.hatenablog.com


せっかくなのでライブ大会の反省でも。

敗因としてはドラパルトとバナコーの数が増えてきたなーとは思いつつもメジャーな並びなのでこの大会では逆張りで使わない人も多そうと予想し、少し対策を薄めにしていたのですが、3戦目までは全部ドラパルト入りだったし、ラスト2戦はバナコーだったしで裏目になってしまったのが大きかったです。

ドラパルトに関しては一応最低限の対策はしていたので不利というほどでもないし、選出されなかった試合もあったのでなんとか2-1にはなったのですが、ラスト2戦のバナコーが本当にきつかったです。

というのも、バナコーは補完枠まで含めて対策しようにも、そのパターンの多さから全てに対応するのが難しいです。少なくとも自分の構築では全対応が無理だったので相手の補完枠次第で相性が変わり、安定して勝てていませんでした。なのでバナコーは当たっても勝てるものを引くか、そもそも当たらないことを祈るという甘えた思考でいました。

結果、4戦目では重いマンムー入りのバナコーを引いてしまい、初手でマンムーが来ることを読んで出し勝てはしないけどまだ試合にはなる選出をするか、素直にフシギバナが来ることを読むかで悩んだ末に緊張と日和りと甘えでマンムー来ない読みをしたら案の定外して負け。ラストに至っては引いたら終わると思ってたレジロック入りを引いてしまい、どうにもならずに負けて自分のPJCSは終わりました。

優勝者の構築はちゃんとバナコーに勝てるようになっていたし、実際決勝トーナメントでは自分が負けた2人に勝っていたので、本当に凄いと思ったと同時に自分の対策の甘さと構築力の低さを実感させられました。

ライブ大会では当たりませんでしたが、他にもセキタンザンやレジスチルなども重いといった欠陥もありました。欠陥の多さには本番よりずっと前から気付いていたし、このままこの構築を使い続けても勝てないという事にも薄々気付いてはいました。

それでも5月の本戦やランクマで勝ててしまったばかりにライブ大会もガラルファイヤー軸でいけると思ってしまい、去年の全国大会では使い込んでいた御三家ポリ2ドラテラで勝てなくなったからといって本番直前で構築を変え、その結果負け越したという経験が尾を引いてしまったのもあって他の構築を使う気になれませんでした。

そもそも勝とうという意識も低くて、20人しか出場できないレベルの高い大会で無名雑魚の自分が勝てるわけないからとりあえず全敗だけは回避したいとか考えてたし、オフ特有の雰囲気の中で対戦することに慣れていない…というか初めてだったのでまともに思考が回らないしで、何もかもがダメでした。こんな人間が勝つ道理なんてあるわけがないので負けたのは当然の結果だと納得はしているのですが、やはり悔しいものは悔しいです。


・最後に

こうして見ると去年より結果を出せる事は多くなったし、確実に上手くはなっているんだろうけどもトップ層との差はまだまだあるなあと思いました。

ここで満足して引き下がる気はもちろんないし、全国ベスト8手前で散ったのが悔しいので来年以降はベスト8以上に入ることを目標にしてポケモン星人極めていきます。
とか言いながらPJCS終了後はユナイトばっかやってたし、今もまともにランクマやってません。

ここまで読んで下さってありがとうございました!